酵素洗顔と正しい洗顔方法

洗顔

Hibiky.(ヒビキ)です。
2021
年5月に日本文部科学省後援のCILA化粧品成分資格を取得しました。

一般的によく使われる洗顔フォームとは異なり、洗浄力が高い為毛穴の黒ずみや角栓のケアに酵素洗顔を使っている方も多いのではないでしょうか?
ですが酵素洗顔ならどれでも良いというものではありません。
今回はどの酵素洗顔を使えば良いのか?そもそも正しい洗顔方法とは何か解説していきます。

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オバジC 酵素洗顔
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そもそも酵素洗顔とは?使用回数は?

文字通り酵素を配合した洗顔料のことで普段使いの洗顔フォームは皮脂や角栓を細かい泡で吸着して洗い流すのに対し、酵素洗顔は毛穴に詰まった角栓などを酵素で分解し溶かして毛穴の汚れを除去する為普段使っている洗顔フォームでは落としきれない毛穴汚れ・角質・皮脂を洗い流すことのできる洗顔料です。

角質はピーリングやスクラブでもケアできますが、摩擦により肌への負担が大きい。
ですが酵素洗顔は角質を分解して除去するので肌への負担を軽減できるメリットがあります。

しかし洗浄力が強いので週1回〜2回の使用をオススメします。
ただし一部の製品は毎日使用できるものもあります。

肌タイプ

皆さんはご自身の肌タイプをきちんと理解していますか?
スキンケアや洗顔など商品を選ぶ際、自分の肌タイプを理解することがとても重要です。

良くわからない方は、普段の洗顔後5分〜10分後の肌の状態で見極めることが可能です。

  • 乾燥肌:全体的につっぱり感があり、目元・口元・頬に乾燥を感じる
  • 混合肌:額やTゾーンはベタつきがあり、目元・口元・頬は乾燥を感じる
  • 脂性肌:全体的にベタつきがあり、乾燥は感じない
  • 普通肌:ベタつきも乾燥もほとんど感じない

どの酵素洗顔を選べば良いのか?

それはズバリ!!皆さんの肌タイプで選ぶの方法と使用用途で選ぶ方法です。

酵素洗顔に使われる酵素は大きく分けて2種類あります。

プロテアーゼ(乾燥肌向け) タンパク質を分解する酵素
・パパイン:毛穴に詰まった垢や老廃物を分解しザラつきを取り除く他、肌のターンオーバーをサポート。
・プロメライン:皮脂を取り除く分解力が高く、くすみやごわつきに特に悩んでいる方におすすめ。
リパーゼ(混合肌・脂性肌向け)皮脂を分解する酵素
・リパーゼ:毛穴に詰まった過酸化脂質(黒ずんだ脂)を除去し、ニキビの改善にもアプローチ。
・パンクレアチン:リパーゼと同様

ちなみに、角栓はタンパク質70%と皮脂30%で出来ています。
用途によってオイリー肌の方がプロテアーゼや乾燥肌の方がリパーゼの物を使えなくはないですが、乾燥肌の方がリパーゼを含む製品を使うと油分が少ないのにも関わらずより乾燥するのでスキンケアで補うことが重要になってきます。

敏感肌の方はアミノ酸系洗浄成分の製品をオススメします。
石けん系の洗浄成分は洗浄力が高く、肌のpHを弱アルカリ性に傾けて刺激を感じる可能性もあるのに対し、アミノ酸系洗浄成分は肌のphをキープし、弱酸性の肌表面に対して負担になりにくいです

アミノ酸系洗浄成分
・ラウロイルグルタミン酸Na(K)
・ココイルグリシンNa(K)

正しい洗顔方法とは?

皆さんは正しい洗顔をされていますか?
洗顔方法によっては肌トラブルになる可能性もあるので正しい洗顔は重要です。

手を清潔に
汚れた手で泡を立てると雑菌が顔に付いたり、洗顔料が泡立ちにくくなるので手を洗って清潔にしましょう
クレンジング
クレンジングと洗顔はどちらも汚れを落としますが、落とす汚れの種類が異なるため、どちらも行うようにしてください。
クレンジングの際は、摩擦が起こらないよう優しく顔全体になじませて汚れを浮かした後ぬるま湯を混ぜ乳化してください。擦りすぎると肌に必要なうるおいまで洗い流してしまうので注意が必要です。
洗い流す際はぬるま湯を使用してください。
洗顔料をしっかり泡立てる
洗顔用の泡立てネットを使うのがベストですが、手で泡立てる場合には手を逆さにしても泡が落ちなくらいのきめ細かい泡になるように泡立ててください。
擦らず優しく洗う
皮脂量が多い順におでこや鼻のTゾーン、頬、あご、乾燥しやすい目や口の周囲は最後に洗います。
手で擦るように洗うのではなく、泡で優しくなでるように洗ってください。
ぬるま湯ですすぐ
パシャパシャと優しく顔にかけて洗顔料を落とす。
すすぐときにも肌をなるべく擦らないように気をつける。
清潔なタオルで拭き取る
古くなったタオルは繊維が毛羽立ってゴワゴワして肌にダメージがある他タオルは1回使ったら雑菌が発生しやすいのでフェイシャルタオルがオススメです。
フェイシャルタオル
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優しく水分を拭き取ってください。
すぐに保湿する
洗顔直後は肌のバリア機能が弱まり、乾燥してしまう為洗顔後は1秒でも早く保湿してください。

洗顔時のNG

・汚れた手のまま洗顔する
手についている雑菌などが肌に付着すると、毛穴などに入り込んで炎症や肌荒れの原因に繋がります。
・少ない泡でゴシゴシ擦る
ゴシゴシ洗ってしまう摩擦で肌に負担がかかり、肌荒れの原因になります。
さらにコレを繰り返すことにより摩擦で皮膚が厚くなり、皮脂や角栓が詰まりやすくなります。
・熱いお湯や冷たすぎる水を使う
体温よりも温かいお湯を使ってしまうと、肌のバリア機能が乱れ乾燥などの原因になります。
では、熱いお湯が駄目なら水で洗えばいいと思う人もいるかもしれませんが冷たすぎる水もNGです。日々お皿洗いをしている方には常識ですが油汚れは冷たい水では落ちません。

皮脂も油分なので油汚れ同様、冷たい水では落ちません。
・シャワーで洗い流す
お風呂で洗顔している方も多いと思うのでシャワーで洗い流している方多くいらっしゃると思いますがコレもNG。
シャワーの水圧は肌への刺激が強く皮膚のたるみの原因になります。
また、30℃〜34℃のぬるま湯がベストなのですが、シャワーのお湯は熱すぎて必要な皮脂まで洗い流してしまい乾燥の原因になってしまいます。シャワーでの洗顔は絶対にやめましょう。
・使用済みのタオルを使う
一度使ったタオルには、目に見えない雑菌が繁殖しています。
放置すればするほど雑菌は増えていき、せっかく洗顔をして清潔になった肌に雑菌が付いてしまい炎症の原因になります。

まとめ

酵素洗顔はオススメなので使ったことが無い方は是非試してみてください。

また洗顔は毎日するものなので、ちょっとした意識で大きく変わると思います。
是非参考にしてみてください。

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